マーケティング講座(10)セグメンテーション

こんにちは。岡村憲之です。今日はマーケティング講座(10)として、
セグメンテーションについてお話します。

モノが不足していた時代には、消費者を大衆と捉えて、全消費者を均一の
対象としてマーケティングを展開することが、効率を高めていました。

しかし、現在はもの余り時代であり、消費者のニーズも多様化しています。
それゆえ、企業は消費者を何らかの基準により、同質ニーズを持つグループ
に分けて、マーケティング展開していくことが必要となっています。

このように消費者をグループ分けすることをセグメンテーションといいます。
日本語にすると、市場細分化ということになります。

セグメンテーションを行うに当たっては、3つの条件を満たす必要があります。
1つ目は、測定が可能なことです。2つ目は、アクセスが可能なことです。
3つ目は、十分な需要規模があることです。

通常、セグメンテーションには、コトラーが提唱した4つの軸が使われます。
(1)地理的変数:地方、人口密度、気候など
(2)デモグラフィクス(人口動態変数):年齢、性別、家族構成、所得
    職業、学齢など
(3)サイコグラフィック変数(心理的変数):社会階層、ライフスタイル、
    性格など
(4)行動上の変数:使用機会、ベネフィット、使用頻度、ロイヤリティ、
    製品の使用形態など

この中で、デモグラフィックスの年齢を例にとっても、シングル、夫婦、子育て
家族などのライフステージ、20代、30代、40代などのエイジング、昭和
世代、平成世代、バブル世代などのジェネレーションなどの軸があります。

セグメンテーションは、企業が市場をどのように捉えるかということであり、
マーケティングの要であるということができます。