マーケティング講座(2)マーケティングの歴史

こんにちは。岡村憲之です。今日は、マーケティング講座(2)として、
マーケティングの歴史についてお話します。

マーケティングの概念は、20世紀初頭にアメリカで誕生しました。
時代の要請を受けて、ミシガン大学などで、マーケティング論という名称の
授業が開催され始めたのです。

この時代、すなわち19世紀後半には、連続工程が可能な機械が発達して、
石鹸や缶詰などの低価格パッケージ製品ができるようになりました。
また、製造と同時に列車や船などの輸送手段も発達したので、大量生産した
製品が全米に届けられるようになりました。

それゆえ、P&Gなどのアメリカを代表するメーカーが、出版物に広告掲載
するなどのマーケティング展開を始め、同時に、製品にメーカーの商標を
付けるようになり、ブランド戦略も始まりました。

そして、ミシン、農業機械、事務機なども大量生産されるようになり、
セールスマンが組織化されるようになりました。T型フォードの大量生産に
より、自動車が大衆化し始めたのもこの頃です。

この時代は、供給量が増えたので、必然的に、製品をいかに捌くかという
観点からのマーケティングが発展していきました。顧客を均一に捉える、
いわゆるマスマーケティングの時代です。

20世紀後半になってから、消費者の価値観が多様化されるようになり、
マスマーケティングから、セグメンテーションマーケティングへの移行が
始まったのです。