日本で最初のドラッグストアから関わる

こんにちは。岡村憲之です。今日は、ドラッグストアとの最初のきっかけ
についてお話します。

チェーンストアに対するコンサルティングの中でも、ドラッグストアは数多く
手掛けてきました。その最初のきっかけについて聞かれることも多いので、
お答えしたいと思います。

最初のきっかけは、当時、家電店の研究会を主宰していたのですが、その
視察先に、業界で有名だった薬局がリストアップされていました。そこを
訪れた所、ちょう日本で初めてとなる本格的なドラッグストアを開店する
ところだったのです。

以前より、アメリカではドラッグストアが医薬品小売業界の主役だったので、
私もとても興味を持っていました。日本にも本格的なドラッグストアが誕生
するというので、応援したいと思いました。

ドラッグストアを創るに当たって、急に大型店になるので、売場の商品構成に
困っているとのことでした。そこで急遽、私もお手伝いすることにしました。
具体的には、家電店などに案内して、ドラッグストアに並べられそうな商品を
探す手助けをしたのです。これがドラッグストアと関わるきっかけでした。

このドラッグストアは、日本で最初の本格的なドラッグストアが誕生したと
いうことで、大きな話題となり、全国からひっきりなしに見学に訪れるほどの
大反響でした。もうその頃の関係者は、皆引退してしまいましたので、
今では、あまり覚えている人は少ないと思います。

しばらくして、製薬メーカーから、医薬品(OTC)業界も、家電業界と同じ
ように大型店ができ始めたので、先行する家電業界の営業政策を学びたい
という依頼がきました。家電業界の経験に基づいて、製薬メーカーのマーケ
ティング戦略に関するコンサルティングをするようになりました。

アクティブ・コンサルティングを設立してからは、ドラッグストアからどんどん
コンサルティングの依頼が来るようになりました。メーカーも、製薬メーカー
だけではなく、化粧品メーカー、日用雑貨メーカー、食品メーカー、ベビー
関連メーカー、介護メーカーなど、ほぼすべての分野の業界へと仕事が拡大
していきました。卸会社からも多くのご依頼をいただきました。

チェーンストアとメーカー・卸会社を対立関係と捉えるのではなく、すべての
企業が消費者志向になるように、最初からバランスよくコンサルティングを
してきたことが、私のコンサルティングスタイルとなっています。

最初はそのことが理解できない業界関係者もいたのですが、時代が私の
コンサルティングスタイルに近づいてきてくれました。今では、チェーン
ストアとメーカー・卸会社が協力して、消費者志向を目指すのは、当然の
ことになっています。実に喜ばしいことです。