マクドナルドの低迷に見る経営方針の勘違い

こんにちは。岡村憲之です。今日は、マクドナルドの低迷に見る経営方針の勘違いに
ついてお話したいと思います。

今年の1月から、福岡県など九州地区と山口県の5件の145店で値上げの実験を
始めたとのことです。例えばハンバーガーを100円から120円へ、チーズバーガーを
120円から150円へなどです。

東京都内で周囲の声を聞いていても、マックドナルドは高くなったというイメージを
持っている中で、異常とも思える値上げ実験だと思います。本来は、顧客志向の企業
という印象を持たれていたマクドナルドですが、どうなってしまったのでしょうか。

100円台の商品も売ってはいるのですが、店内でメニューを見ると高い商品ばかりを
訴求しており、注文まで短時間の中で、いかに安い商品を目立たないようにして隠し、
注文されないようにするという意図が見え見えのような感じがします。

60秒以内で商品が提供できない場合は無料券を配るというキャンペーンも、顧客が
望んでいない活動です。今のままでも十分にマックは速い。むしろ、従業員をマシン
のように扱う企業という悪いイメージだけが残ったのではないでしょうか。

これまで好業績が続いていたために、自分たちがなぜ顧客から支持されてたのかを
忘れて、傲慢になっているとしか思えません。ひとことで言えば、企業の論理を
優先しても大丈夫だろうと高を括っていたのではないかと思わざるをえません。

顧客は、ビッグマックを200円とか、ナゲットを100円などの割引キャンペーンに対し、
顧客のために価格を引き下げる努力をしている企業だと評価していたからこそ、割引
商品以外も含めて、トータル的にマクドナルドという企業を支持していたのだと思います。

マーケティングとは、顧客視点から企業活動を組み立てることです。マクドナルドは、
傲慢さを棄てて、マーケティングの原点に返る必べきではないでしょうか。

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